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大和市医師会会長ごあいさつ

大和市医師会会長

楠原範之

 大和市医師会ホームページをご覧いただきありがとうございます。
 当医師会は昭和34年に社団法人として発足し、地域住民の皆さまにより良い医療を提供すること、併せて皆さまの健康の向上を目的として活動してまいりました。
 その後、平成25年からは、社会全体の利益を目的とする事業に一層力を入れることができるよう、公益法人として活動しております。

 令和元年末に中国で発生した新型コロナウイルス感染症の流行は、瞬く間に日本国内に広がりました。大和市においても早い段階から流行が始まり、多くの感染者が報告されたため、大和市と協力してPCR検査場の設置・運営、新型コロナワクチン接種など、会員が一丸となって対応にあたってまいりました。

特に患者が急増した令和3年10月には、新型コロナウイルスに感染した自宅療養者をサポートする神奈川モデル「コロナサポート大和」を神奈川県と協力して立上げ、訪問看護師や市内の薬剤師会の協力のもと、大きな成果をあげることが出来ました。
 今後、新型コロナウイルス感染症と同じ様な新興感染症が流行した場合、地域の皆さまに適切な医療を提供するためには、いかに対処し予防するかといった最新の情報が必要となることから、現在、大和市立病院が中心となり医師会会員と定期的に会議を開催して対策を検討しております。
 また、新興感染症に関する情報だけでなく、近年の医学の進歩は非常に早くなっていることから、会員の知識及び医療技術の向上に役立つ情報を提供できるように、診療科ごとに医会を設け定期的に講演会や研究会を開催しております。

 現在、当医師会では公益目的事業として、大和市から委託を受け各種予防接種のほか乳幼児健診、特定健診、がん検診などの各種検診を行っております。
 また、休日夜間急に具合が悪くなった時に受診できる一次救急医療機関として、休日夜間急患診療所を大和市から委託を受けて運営しております。
 これは休日夜間急に具合が悪くなった時、すぐに市立病院など地域の中核病院を受診すると、本来重症患者を担う病院が疲弊してしまいます。そこで日々の診療後の夜間と休日に会員が大和市休日夜間急患診療所に出向いて診療し、本当に重症と思われる患者さんは市立病院などの二次医療機関に紹介します。このようにして持続可能な医療を提供できるようにしています。

 以上のように大和市医師会は公益法人として地域に密着した医療を提供する組織として、市民の皆さまが元気で生活できるように努めてまいりますので、今後ともご理解とご協力をよろしくお願いいたします。